NPO・FUKUOKA デザインリーグは、人が豊かに暮らせる社会の実現に向けてデザインの力を活用すべく活動中です。デザインには大きく社会的貢献と経済的振興の2つの要素があります。これは、車の両輪のようにどちらも大事なものです。両輪を動かすエンジンを「人の幸せを願う心」だと考えてみてはどうでしょうか。これを原点として、人それぞれの幸せを模索し、「どんな幸せ感がほしいのか」「どんな幸せ感を提供できるのか」を考え、実践していくことが、一人ひとりのより良い人生を創造することになるのではないでしょうか。
この度、デザイン界と哲学界を代表するエースをお招きし、「幸せにつながる創造と学び」について語り合っていただく機会を得ました。この稀代の対談が、クリエーターや教育関係者のみならず、学生や企業人など多くの方々の、これからの仕事や生活を考えるきっかけになれば幸いです。
日 時 :
2022年6月11日 (土)
14:00 〜16:00
会 場:
熊本大学(4-A 講義室)*オンライン同時配信
参加費:一般¥2,000、学生¥500、FDL会員¥1,000
講師
太刀川 英輔(たちかわ・えいすけ)氏
NOSIGNER代表/JIDA(公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会)理事長/進化思考提唱者/デザインストラテジスト/金沢美術工芸大学客員教授/2025大阪関西万博日本館基本構想クリエイター
未来の希望につながるプロジェクトしかしないデザインストラテジスト。生物進化から創造性の本質を学ぶ「進化思考」を提唱し、生物学者・経済学者らが選ぶ日本を代表する学術賞「山本七平賞」を受賞。本質的な創造性教育をつくりなおす活動を続ける。プロダクト、グラフィック、建築などの高いデザインの表現力を活かし、SDGs、地域活性などを扱う数々のプロジェクトで総合的な戦略を描き、国内外を問わず100以上のデザイン賞を受賞。グッドデザイン賞等、数多くの国際賞の審査委員を歴任。日本で最も歴史ある全国デザイン団体JIDAの理事長を歴代最年少で務める。主なプロジェクトにOLIVE、東京防災、PANDAID、2025大阪・関西万博日本館基本構想など。著書に学術賞「山本七平賞」を受賞した『進化思考』(海士の風、2021年)、『デザインと革新』(パイ インターナショナル、2016年)がある。
講師
苫野一徳(とまの・いっとく)氏
哲学者・教育学者/熊本大学大学院教育学研究科准教授/ 早稲田大学大学院教育学研究科博士課程修了/博士(教育学)
著書に『どのような教育が「よい」教育か』(講談社)、『勉強するのは何のため?』(日本評論社)、『教育の力』(講談社現代新書)、『「自由」はいかに可能か』(NHK出版)、『子どもの頃から哲学者』(大和書房)、『はじめての哲学的思考』(筑摩書房)、 『「学校」をつくり直す』(河出新書)、『ほんとうの道徳』(トランスビュー)、『愛』(講談社現代新書)、『NHK100分de名著 苫野一徳特別授業 ルソー「社会契約論」』(NHK出版)、『未来のきみを変える読書術』(筑摩書房)、『学問としての教育学』(日本評論社)などがある。
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お問い合わせ:
NPO法人FUKUOKAデザインリーグ
Email:info@f-design.gr.jp
TEL:080-9109-8944
主催:NPO法人FUKUOKAデザインリーグ
後援:熊本大学、(公社 )日本グラフィックデザイン協会、九州経済産業局(予定)